いつもはバスマンのやめ蔵なのでタックルはバスタックルしか持っていませんでした。
ハートランド各種・サイドワインダーなどなど琵琶湖系のタックルばかり。
釣歴は長い方なのでどんな釣りでも自分のスタイルが有ったりします。
海でも自分のスタイルを貫くために、新しい武器を手に入れることにしました。
ウキ釣りもしたいし、ルアーもやりたい欲張りな自分です。
ブラック企業の社畜で溜まったストレスを少しでも減らす為に釣りに行く時もあるので、釣りでストレスを貯めたくない。
楽しい釣りの為に万全の態勢で挑みたい自分なのでタックルには妥協を許したくない。
そんなやめ蔵が今回選んだロッドを紹介します。

ダイワ フリーギアMX360TKHHを購入した理由
やめ蔵はずっとバス釣りを続けて来ましたが、おかっぱりでのバスロッドはある程度1本の竿で出来るのですが、海の竿はそれがやりにくい、と言うか出来ないのです。
それでもなんでも最初は基本を学ばないと、良い物も悪い物もわかりません。
磯竿でバーサタイル?に使えそうな2号-5.3mを買って使っていました。
もちろんウキ釣りですよ。
そしたら、竿に対しての不満がそりゃもうとめどなく出てくる出てくる・・・
それでも磯竿のメリットは長さだと思い我慢して使っていましたが、その長さすら邪魔で鬱陶しくイヤになって来ました。
エサをつける時、魚が釣れた時、タナ調整の時などイライラしてしまいます。
まあ使い慣れてないから仕方ないのですが、慣れれば長い方が絶対有利ですからね。
バスでは昔から8フィート以上を使う長竿派だったのですが、
磯竿の長さとフニャフニャ感は異次元でした
磯竿の見た目もちょっとカッコ悪く見えて、自分の釣りのスタイルとちょっとずれている事にストレスを感じていました。
そんな自分が使いたいと思えるロッドを探す事にしました。
竿を購入するにあたって、海の竿、特に堤防などで使う磯竿の特徴は
●一般的な長さが4~5mと長い
●お手頃価格のロッドは長さゆえのロッド重量が重い(高級機種は軽いです)
●長さゆえの柔らかさがルアーには不向き(そもそも一緒にするものではないのですが・・・)
●自立ウキ(20グラムくらい)のキャストもやりにくい
●ルアーロッドから見たらとんでもなく不安になるくらいガイドが小さい
●ラインを巻くとバットにバシバシとラインが当たる
●基本的に長さゆえの先重りが酷い
じゃあシーバスロッドで良いじゃないかと思い探し始めました。
シーバスロッドは長さが9フィート台が多く少し短いのです。
9フィートではエサ釣りの時の長いハリスを使うのに不向きです。
もう少し長いロッドはショアジギングロットです。
ショアジギングロッドは10フィート台が多く長さ的には良いのですが、重くて硬いロッドが多い。
長さ以外は望んでいる竿ではありませんでした。
あれこれ考えていると僕の探している竿の条件がわかってきました。
僕の望む竿の条件は
●長さが3m~4mくらい欲しい
●ロッドが太過ぎない
●硬すぎず柔らかすぎず(磯竿から見たらガチガチ系ですけど・・・)
●ガイドはデカく数は多い方が良い
●ガイド素材はステンレスフレーム以上
●リングはPEを使うのでSIC以上
●仕舞寸法が短い方が良いので3ピースか振り出し
●リールシートは絶対パイプシート
●グリップはセパレートの方がかっこいい
●ルアー重視ですがウキ釣りも何とか出来る
●ダイワ以外は考えていない
そんな無理難題を抱えながらいろいろ探しました。
そしてやっと見つけましたよ。
スペック的には少し妥協した所もありますが、ほぼほぼ理想に合ったロッドが!!
いろいろ悩みましたが今回購入したロッドはこちら!

ダイワ フリーギアMX360TKHHです。

ダイワ フリーギアMX360TKHHの満足する所
スペックの詳細はメーカーHPにお任せしますが、このロッド
市販されているロッドの中で一番自分のスタイルに合ったロッドだと思います。
自分の条件に照らし合わせてみると
●長さが3m~4mくらい欲しい⇒
3.6m(約12フィート)で理想的な長さ。

●ロッドが太過ぎない⇒
先径/元径(mm)1.7/14.4 結構細い。
●硬すぎず柔らかすぎず⇒
磯竿で言う所の2.5号クラスでちょうどいい。
●ガイドはデカく数は多い方が良い⇒
磯竿よりはガイドがデカいのは満足・数が7個とちょっと少ないのがちょっと妥協点
●ガイド素材はステンレスフレーム以上⇒
Kガイド仕様ステンレスフレームなので満足!
●リングはPEを使うのでSIC以上⇒
メーカーHPに記載は無いですが、価格帯からたぶんSICだと思われる
●仕舞寸法が短い方が良いので3ピースか振り出し⇒
振り出しで仕舞寸法129センチと短め

●リールシートは絶対パイプシート⇒
ダイワ独自のエアセンサーシートで満足!


●グリップはセパレートの方がかっこいい⇒
リヤグリップがコルクなのがちょっと不満だけど、おおむね満足!

●ルアー重視ですがウキ釣りも何とか出来る⇒
このロッドのコンセプトがなんでも出来るロッドなのでばっちり満足
●ダイワ以外は考えていない⇒
もちろん昔からのダイワ派なので満足。
とまあこんな感じでおおむね満足いくロッドが見つかりましたよ!
まとめ 購入して良かったよ!
その他には、ダイワならではの素材HVF nanoplus!!
このブランクはHVFが初めて採用されたハートランドZハマスペシャル&常吉スペシャルから使ってきましたが、信頼のおけるブランクで感度・軽さ・強さが総合的に高得点で満足の行くブランクです。
そのブランクがSVFになり、HVF nanoplusになり更に進化しているのが良くわかります。
他にはX45やVジョイント、これはダイワじゃなきゃ出せない技術だと思います。
まあ3DXも採用されていたらもっと良かったのですが、この価格帯からすれば仕方ないのかもしれません。
振り出しなのでキャスト時の捻じれはX45で抑え竿の継ぎはVジョイントでしっかりしてる。
2ピースロッドのへら合わせ(並継ぎ)はダイワに勝てるメーカーは少ないと思います。
このロッドに合わせるリールもルアーの時は
22カルディアSW4000-CXH
PE1.5号+フロロリーダー3号~5号

ウキ釣りの時は
シグナス2500LBD
ナイロン2号~3号と使い分けている。

これでいろんなシチュエーションで満足な釣りが出来るようになりました。
先重りは多少はしますが、この長さでは先重りは少ない方だと思います。
キャストもブランクスの細さもあってしっかり振りきれるし、ガイドサイズもまあまあでフロロ20ポンドのFGノットもするする抜けてくれます。
小場所でのアキュラシー性はショートロッドに負けますが、堤防やサーフなどは360TKHHに軍配が上がります。
一方、ウキ釣りでは非自立ウキの0.8号に0.8号の中通し重りを使った仕掛けでも問題なく飛距離は出せますし、使いにくいとは思いませんでした。
但し、磯竿に比べると穂先が硬いので柔らかいエサのキャストは気を使わないと飛んでいきます。
この辺はキャストのスピードを抑えればカバーできるので全く問題ないでしょう。
総合的にフリーギアMX360TKHHはライトショアジギングからウキ釣りまで出来るバーサタイルなロッドでした。
ネットでググってもほとんど情報が出てこないロッドなので、人気が無く使いにくいロッドだと思っていましたが、実際はとんでもなく使えるロッドだとわかって満足いく買い物が出来ました。
皆さんも同じような悩みの方は使ってみればモヤモヤが解消されるかもしれませんよ。
実はこのロッドの前にウキ釣り用に1本ロッドを買って使っていますが、そのロッドはロッドでよかったのでまた別の記事で紹介します。
ロッドの他にルアーも紹介・インプレしています。
こちらもどうぞ!


最後までお読みいただきありがとうございました。


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