ここではやめ蔵流の長期投資向け銘柄選定基準を書いて行きます。
僕は社畜生活中なので市場が開いている時間は基本的に取引できません。
サラリーマンの方はみんな同じですね。
そんなこんなでデイトレードは不可能です。
どうしても大口・専業の個人投資家や機関投資家、外国人投資家より、資金・時間など、どう考えても不利な状況しかありません。
時間とお金があれば勝てるものではありませんが、やはり無いよりあった方が有利です。
まあ無いものを欲しがっても手に入りませんし、文句を言っても勝てるわけでもありません。
今自分の置かれている状況でどうにか資産を増やして行くしか方法は有りませんので、自分の強みを生かして頑張っています。
そんなやめ蔵流の銘柄選定基準を備忘録として未来の自分に書いて行きます。
「おい未来の自分、これを読んでいると言う事はきっと負けているな!」
「もし負けていても退場したくないのなら、この記事を見直してちゃんと実行できているか今すぐ確認しろ!」
おい、未来の自分!まだ社畜なら自分を信じて長期投資に徹しろ!
長期投資で大事なのは、今の株価より未来の株価が上昇してくれること。
どうしたらこのような銘柄が買えるのか?
これがサラリーマンが長期投資をするうえで一番大事な事です。
最初の頃はどの銘柄も同じに見えてしまいましたが、失敗を重ねるうちに少しずつ違いが分かるようになってきます。
以下に今の自分が出来る最大限の銘柄選定術をお前の為に書き残す!
今一度これを見て初心を思い出すのじゃ~!!
企業の成長に投機ではなく投資をしろ!
古い企業なのか若い企業なのか
おい、未来の自分、今投資しようと考えている企業は古いのか若いのかどっちじゃ?
古い企業で時価総額が低い会社には投資してはならない。
上場日はいつじゃ?
ちゃんと見ているか?
今投資しようとしている企業は古くはないか?
こういう企業はたいていPERもPBRも割安で買いたくなる銘柄ばかりじゃ!
配当も2%くらい出ているのではないか?
その配当に騙されるな!
きっとその銘柄はバリュートラップじゃ!
成長できずにいつまでも同じ水準で推移するだけじゃ!
上昇することはほとんど無いのにちょっとした悪材料で下落だけはいっちょ前にしてくれる!
いいか?
自分の考える長期投資と言うのはIPOから数年がたち、売上高が毎年15~20%以上のペースで成長し、なおかつ売上営業利益率が毎年10~15%以上ある会社の株を買うのじゃ!
しかしこういう銘柄はPERが40倍とか50倍あるだろう!
そこでビビッてはいけない!
将来の成長が見えているなら、今が一番割安なのじゃ!
PER100倍とか200倍なんてのは自分の投資法からしたら論外だが成長企業は時としてこれくらいあるものじゃ!
そして毎年しっかり成長していく企業なら配当なんて必要ない!
配当に回す金があるなら、企業の成長に使ってくれた方がのちの株価が上昇してくれるはずじゃ!
大株主は誰じゃ?
おい、未来の自分!
今投資しようとしている企業の筆頭株主は誰じゃ?
まさか○○〇ファンドじゃないだろうな?
もしお前の投資しようとしている企業の筆頭株主が○○○ファンドやらわけのわからない名前で、しかも保有率が高いとなれば、その企業には投資してはならない!
○○○ファンドとかは企業の株価が上昇すれば必ず売り抜ける!
ある日突然「5%ルール・○○○ファンドの保有割合が減少しました」とニュースが出るはずじゃ!
それがやつらの仕事なのだから仕方がない!
マネージャーも毎日神経をすり減らし戦っているのじゃ!
ファンドも慈善事業では無いのじゃ!
恨むならそこに投資した自分を恨め!
いいか、投資しようとしている企業の筆頭株主は必ず企業の社長になっていることが大事じゃ!
しかし今は社長=筆頭株主が少なく思う!
そこでちょっとだけ妥協するのじゃ!
最低でも大株主2位じゃ!
わかったな!
大株主2位までじゃぞ!
有利子負債倍率はどうじゃ?
おい、未来の自分!
有利子負債倍率はどうじゃ!
ちゃんと見ているか?
とてつもない数値をたたき出していないか?
いくら成長中でも借金まみれで返済能力を大幅に超えている借金はダメじゃ!
金が回っているうちは良いが、ひとたび回ら無くなれば借金取りは容赦ないぞ!
景気の良いうちはどんどん借金しろといくらでも貸してくる!
ひとたび経営が少し怪しくなってきたら手のひらを返したようにいきなり貸しはがしが行われる可能性があるのじゃ!
しかし借金が悪いと言ってるのではない!
身の丈に合った借金なら大歓迎じゃ!
自己資本比率はどうじゃ?
おい未来の自分!
自己資本比率はちゃんと見ているか?
一般的に40%を超えていたら倒産しないと言われているが出来れば60%以上は欲しい所じゃ!
現に今保有している企業は60%~80%の企業じゃ!
ここを甘く見てはいけないぞ!
他人資本が多い会社はその時点で他人の所有物だと思え!
経営に関係のない人間の意見を聞かなければならないのじゃ!
これじゃ~本来の経営が出来ない可能性が出てきてしまうのじゃ。
自分の会社のはずなのに他人の物なんて矛盾は企業の成長の邪魔になるのじゃ!
社長のやりたいように出来るのが成長企業には大切じゃ!
企業のホームページはどうじゃ?
おい、未来の自分!
投資しようとしている企業のホームページはちゃんと確認したか?
社長の名前はなんじゃ?
言ってみろ?
ちゃんと言えるか?
社長のあいさつはどうじゃ?
短くないか?
社長の画像はどうじゃ?
ちゃんとプロのカメラマンに撮影してもらっているか?
運転免許所の写真みたいになってないか?
成長出来る企業はこういうところがしっかりしているものじゃ!
誰が見てもわかりやすく書いてあるか?
適当に作られたホームページだったら投資するのは考えた方が良いぞ!
しっかり見極めるんじゃ!!
株価・時価総額はどうじゃ?
おい、未来の自分!
上記の条件に当てはまる企業は見つかったか?
そうかそうか、数件は見つかるだろう。
しかしまだ油断は禁物じゃ!
そういう企業の株価は手が出しやすい値段になっているだろう。
ここで時価総額が物を言うのじゃ!
時価総額100億円以下なら伸びしろがまだまだありそうじゃ!
具体的には20億~100億の間で狙うことが多い!
株価が高くても時価総額が少ないと、それだけ発行済株式数が少ないのじゃ!
ここがポイントだぞ!
単純に書くので再確認するのじゃ!
●売上高が毎年成長している
●売上営業利益率が高い
●時価総額が少ない
●株価が高い
●好決算が出る可能性が高い
●株式分割が期待できる
●配当が出ることも!
ここまで当てはまるなら爆上げ銘柄候補確定じゃ!
必死に探して握力強めて握ってはなすな!
業種はどうじゃ?
おい、未来の自分!
業種やセクターを気にしすぎてはいないか?
気を付けなくてはならないのは、一過性で上昇している業種じゃ!
確かに景気の善し悪しで上がる銘柄、下げる銘柄があるのは事実じゃ!
得意、不得意もあるじゃろう。
しかしその昔、ばあちゃんに言われなかったか?
「好き嫌いはするな!」と!
得意な業種は良いとして、苦手だから投資対象から外すと必ず悔しい思いをすることになる。
だから投資対象は業種だけで選んではならんのじゃ!
まとめ
聞け!未来の自分!
人間、ちょっと成功したら昔を忘れて、初心を忘れて突っ走ってしまう生き物なのじゃ!
良い状況の時ほど気を付けてしっかりしないといけないのじゃ!
まとめて書こう!
上記の基本をしっかり守りつつ長期投資しながら出口をしっかり意識して、買い増し売却のシナリオを決めておく。
あくまでもシナリオなので途中の状況変化で変更もアリ。
この時に自分なりの未来の株価も予想しておくといい。
もしその株価に到達したらもう一度再確認する。
新たにその株を買えるか?
割高に思うか?
もう上がりそうに無いと思えば売ればいい。
まだ買おうと思えるなら買増し&ホールドすればいい。
さあ、未来の自分よ。
頑張るのじゃ~!
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