やめ蔵流長期投資とは、長期で資産を運用する事だと思っています。
頻繁に板を見れない社畜系投資家は基本的にこれしか方法がないのです。
本来なら、今後伸びると予想出来る企業を見つけ、一時的な赤字や業績が伸びているのに不人気で流動性が低いからと放置されている銘柄を大量に買い込み、何倍かになる頃に売却するのがリターンが大きいのですが、リスクも大きくなります。
しかし出来るだけリスクをコントロールしないといけません。
短期では日々の乱高下が気になりすぎて仕事が手につかなくなる可能性がありますが、長期では基本的に○○ショックなどや災害を乗り越えて業績が上がって行けばトータルでは何倍かになる可能性が高くなります。
あくまでも業績が上がって行けばの話ですが・・・
まあどうしても短期間で大金を得たいと思うのはみなさん同じでしょうが、サラリーマンである以上は短期間では厳しいです。
ファンドマネージャー達は短期間で成績を求められたり、流動性が低い株は買えなかったり、これだと思った企業でも含み損が出てルールに達したら損切りしないといけないとか、たくさんの制約があります。
しかしサラリーマン、個人投資家ならこれだと思った企業の株をいつまでも保有することが可能です。
更に言うと、小型株や流動性の低い株への投資はサラリーマンや個人投資家にしか出来ないということになります。
そんな強みを持つサラリーマンには長期投資が一番向いていると言えます。
日々の値動きを気にしないで済む長期投資なら勝機はあるはずです。
一刻も早く社畜を脱出したい思いを胸に長期投資で1億円を狙って行きます。
リスクモンスター(3768) 銘柄選定理由
事業内容はネットで審査&与信管理サービスを提供していて、株主でもある東京商工リサーチの企業情報を活用しているそうです。
今後の不安定な世の中、BtoBでは必要な企業になると思います。
代表取締役社長である藤本 太一氏が大株主2位です。
売上高が2001年から現在まで長期的に見て右肩上がり上昇しています。
2度ほど前年比が少しマイナスになっていますが、軽微なので気にするほどでは無いと思います。
売上営業利益率が3期前から見ると毎年上昇して15~18%あります。
自己資本比率が81%あります。
有利子負債倍率も低いです。
長期のチャートで見ても綺麗に右肩上がりのチャートになってますが、最近は移動平均線から上に乖離しすぎていますが、移動平均線から上に離れては接近してまた上に離れるといういい形を保ちながら上昇傾向にあります。
長期的に安定して上昇してくれそうな印象です。
材料的にも前回の決算発表では上方修正・増配・株式分割が出て株価も一時3300円まで行きました。
最近は移動平均線に向かって調整中ですが、上がりすぎていたので仕方がないでしょう。
この会社の今後に期待する最大の理由は、数年以内に業績拡大したのちに東証1部への市場変更が期待できるからです。
ご存知の通り、東証一部上場には株主数を増やさなくてはならない。
1番手っ取り早いのは配当&株主優待を実施し、株式分割をして一株の株価を下げると配当&株主優待目当てで尚且、買いやすい株価なら株主数が増える可能性があります。
逆に言うと分割をするのは、株主数を増やしたいと言う事。
株主数を増やしたいという事は、一部上場を狙っている可能性が高くなると言うことにも繋がります。
まあ勝手な想像ですが可能性が無い訳では無さそうです。
今後の動向に注目したいですね。
あくまでも個人的な見解で今後の事は誰にもわかりませんが、今後の展開に期待しながら投資を継続したいと思います。
出口戦略
長期投資と言っても永遠に保有するわけではありません。
いつかは売る時が来ます。
そんな売り時のルールを決めています。
売りが一番難しい
僕が株式売買で一番難しいと思う出口戦略。
上昇して高値だと思って売ったら、更に上がる。
まだ上がるだろうと思って待っていると下がって売れない。
本当に良くある事です。
売るのがとにかくへたくそです。
この銘柄に関しては購入当初3~5倍を狙っていました。
業績や事業内容を何度も見ていくうちに、売りを5~10倍に変更しました。
まあ状況によっては売却したりもしますが。
今後、一番良い出口戦略は株価が上昇し株式分割を繰り返して更に東証一部に市場変更された場合には含み益も結構な額になると思います。
この時が来るのを楽しみに待ちながら、違う値動きがした場合も考えないといけません。
例えば、一時的で急激な株価上昇が起きた場合はその後の急激な下落がくるはずです。
たいがいは、好材料での急激な上昇はその後の急落も一緒にやってくるからです。
この反転下落相場で自分の平均取得額を下回りそうだと思うならば、急激な上昇局面で保有数の半分を利確して、本当に下落してきたなら買い戻しすれば良いです。
今回も上方修正・増配・株式分割発表で株価は一時3375円まで上昇しました。
それから数日で600円近く下落しました。
その後は、2900円近くをうろついています。
この時は3200円で利確しようと思いましたがまだ上がるだろうと思い売りませんでした。
積極的に売買していれば、利益確定と安値での買戻しが出来ていたのです。
まあしかし、これも結果論なので後からは何とでも言えますが、上記のような戦略も可能です。
今回はいい勉強になりました。
しかし長期投資ではこんな値動きを気にしてはいけません。
じっと我慢して何事もなかったように普通にやり過ごすのが賢明です。
やはり出口は東証一部に市場変更してからが一番リターンが大きいでしょう。
リスクモンスターが東証一部に行ったら結構な額が手に入る事を期待しています。
過去のリスクモンスターのブログを載せておきます。
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